肩こりについて

肩こりとは、肩の周りの筋肉が疲労して緊張が高まった状態を言います。肩や首の周辺には２０種類以上の筋肉があり、首の後ろから肩・背中にかけて張っている僧帽筋という幅広い筋肉が肩こりの中心となります。仕事でパソコンを長時間使うことなどによって起こりやすいということで、現代の職業病とも言われています。ほかにも、長時間にわたる車の運転や、重い荷物や上着、高すぎる枕などの物理的要因、緊張やストレスなどの精神的要因、猫背・前屈み姿勢、なで肩、運動不足などの身体的要因など、様々な原因が考えられます。厚生労働省による調査で有訴者率は日本人男性２位・女性では１位の疾患となっています。

肩こりは、肩から首にかけて、こわばった感じや不快感・突っ張り・重苦しさや痛みが起こります。慢性化している場合、筋肉のこわばりや、不快感だけでなく、血液の循環が悪くなり、頭痛、めまい、吐き気を伴う症状が出現する場合もございます。

問診・検査・カウンセリングにより、どこに原因があるのかを確認し、姿勢に原因がある場合には姿勢矯正・猫背矯正を行い、根本的な原因を取り除きます。さらには緊張している筋肉をほぐすために鍼灸治療や手技療法、高周波治療や電気と超音波のコンビネーションのハイボルテージ治療を行い、痛みの早期回復・根本改善治療を行います。